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  • 扇状地

    扇状地(せんじょうち)
    【alluvial fan】

    山麓にゆるく傾斜した扇状の地形。
    扇状地の末端付近は、一般的には、砂や礫で構成されており水はけもよく湧水の利便もよいので宅地にも利用されているが、宅地地盤としては、扇状地の中央部、末端では、土石流や洪水流などの危険性が高いといわれている。これらは地形図や空中写真によってもある程度予測することができる。
    扇央部付近は果樹園や畑として利用されている例が多い。


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    岩手県付近の胆沢扇状地


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    富山県黒部川扇状地

  • リアス式海岸

    リアス式海岸(りあすしきかいがん)
    【riashoreline】

    リアス式海岸の、riaとはスペイン語で入り江を意味し、スペイン北西部にある海岸が入り組んだ地形から由来している。地形形状は海岸線の入り組んだ地形であり、溺れ谷(谷が沈降してできた入り江)が連続した地形のこと。
    宅地地盤に評価として、津波が発生するとリアス式海岸のような入り江は途端に危険な場所に変貌する。湾内は押し寄せる津波が集中して袋小路となり波高が一気に高くなるので、注意が必要である。
    下記に国内の代表的なリアス式海岸を下記に紹介する。


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    三陸海岸南部(岩手県大船渡付近)


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    長崎県九十九島付近


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    三重県志摩市付近


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    福井県から京都付近の若狭湾

  • 三日月湖

    三日月湖(みかづきこ)
    【crescent-shaped lake】

    三日月湖→河跡湖
    蛇行した河川が長期の侵食などの影響により河道を変えた際、流路が切断・短絡化され、旧河道が取り残されて池や湖となったもの。
    日本では石狩川下流(写真下)や郡山市内を流れる阿武隈川付近(写真上)などにみられる。


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    福島県郡山市内の阿武隈川


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    北海道の石狩川の下流付近

  • シラス

    シラス(しらす)
    【shirasu】

    シラスは、九州南部一帯に分布している白色の土で、鹿児島県本土の約50%を覆っている。このシラス土壌は九州のみではなく東北地方の丘陵台地にもシラスと似た特性の土壌がありこれもシラスと呼ぶことがあるが、九州南部一帯に分布している一般的なシラスは、およそ2~3万年前、鹿児島県湾奥部の姶良カルデラを噴出源とする火砕流の堆積物である。

    写真-1 シラスの侵食面

    写真-1はシラスの垂直崖の侵食面であるが、シラスは軽石と微小ガラス質(重量比で70%前後がケイ酸)の砂から形成されており(写真-2)、

    写真-2 シラス, ボーリングサンプル, 一部白い塊が点在しているが, これが軽石, 上部サンプルが一次しらす, 下部が二次シラス, 技術部技術開発G撮影

    物理的性質は、粒径から見るとシラスは砂に属し、組成は火山ガラス(写真-3)と軽石が支配的であり、このほか少量の異質レキを含む。内部を顕微鏡で観察すると無数の気泡が含まれており非常に多孔質である(写真-4)。

    写真-3 シラス, microscope, ×500, 技術部技術開発G撮影


    写真-4 軽石, microscope, ×500, 技術部技術開発G撮影

    そのため軽くて粘性が小さく水に流されやすいという性質を持つ。樹木などが伐採されて地層が露出すると、台風等の大雨時にしばしば急速に侵食される傾向があり、土砂崩れなどの災害を引き起こし防災上問題となる土壌である。近年におけるシラス土壌における宅地災害の一要因は、平野の少ない鹿児島で必然的に傾斜地や山地へ宅地造成が行なわれるシラス斜面に、人工の手が加えられていったためと考えられる。

  • 地層

    地層(ちそう)
    【Stratum】

    しん食や風化によって生じた砕せつ物(れき・泥)などが、風・海水などのはたらきでに運ばれ、たい積したものや、火山の噴火によってたい積してできた層。


    写真:宮崎県西諸県郡, シラスの切土斜面(技術部技術開発G撮影)


    写真:宮崎県宮崎市青島付近,地層の硬さの違う砂岩と泥岩が波の侵食により写真のような形状へ変化した(技術部技術開発G撮影)


    写真:千葉県東金市内(技術部技術開発G撮影)


    写真:福島県郡山市西北部(技術部技術開発G撮影)

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